熊切商店の
お茶づくり
当店が提供しているお茶は、藤枝・静岡茶にこだわらず、市場に出ているお茶から厳選して仕入れ、加工をしてお互いの良さを引き出し合うようにブレンドして販売しています。
自分の目指すお茶から逆算して、茶番の選定、火入れや加工の仕方、加工した茶葉のブレンド比を変えています。
一般的に言われている「若蒸し茶」「深蒸し茶」など、茶葉の蒸し時間の違いにより味や香りなどの特徴が変わってきます。
自分の目指すお茶から逆算して、茶番の選定、火入れや加工の仕方、加工した茶葉のブレンド比を変えています。
一般的に言われている「若蒸し茶」「深蒸し茶」など、茶葉の蒸し時間の違いにより味や香りなどの特徴が変わってきます。
当店では蒸し時間の違いや産地によって生じるそれぞれの茶葉の特徴を活かすため、当店伝統のブレンド比率でブレンドし、三煎目までおいしく飲めることを目指した飲みやすいブレンド茶を提供しています。
お茶ができるまで
茶摘み
当店では、栽培農家から出荷された茶葉を購入しています。
茶葉を蒸す
摘んですぐに発酵がはじまるので、酸化酵素の活性を止めて
緑茶独特の香味を引き出し、 葉に柔軟性を持たせて揉みやすくします。
緑茶独特の香味を引き出し、 葉に柔軟性を持たせて揉みやすくします。
蒸した茶葉を
冷却
蒸機を通った茶葉は熱を持っているので、
熱による品質低下を防ぐため素早く冷却します。
熱による品質低下を防ぐため素早く冷却します。
荒揉行程
茶葉表面の水分へ熱風を当てて蒸発させ乾燥させます。
茶葉の含有水分を1/3~1/4くらいまで乾燥させます。
茶葉の含有水分を1/3~1/4くらいまで乾燥させます。
揉捻工程
乾燥させた茶葉を揉捻で圧力を掛けて茶葉の水分を均一にします。
葉にヨレを付けて棒状にして表面積を減らすことで、後の工程で均一に乾燥が進みます。
葉にヨレを付けて棒状にして表面積を減らすことで、後の工程で均一に乾燥が進みます。
中揉工程
茶葉を均一に乾燥させて小玉をほぐし、精揉機で揉みやすい形にします。
この状態のものを中火茶(なかひちゃ)といいます。
この状態のものを中火茶(なかひちゃ)といいます。
精揉機
残り少ない芯水を揉みだすことが目的で、結果的にヨレた形状となります。
最後の余分な水分を絞り出します。
最後の余分な水分を絞り出します。
乾燥工程
茶葉の厚みや量、熱量と熱風温度のバランスが重要で加減して、
4~5%の水分を残した乾燥にします。
※乾燥させすぎに注意が必要です。
4~5%の水分を残した乾燥にします。
※乾燥させすぎに注意が必要です。
荒茶の
仕上加工
芽・葉・茎・粉などをふるい分け、形状ごとに分別することによって、
均一に温度が上昇するとともに、
茶格に合わせた火入れができるようになります。
均一に温度が上昇するとともに、
茶格に合わせた火入れができるようになります。
仕上
茶葉を大きさ別に選別した後、色により煎茶・棒茶に選別します。
その後、火入れ乾燥後(焙煎)、風量を利用して重さにより選別し埃を除きます。
それぞれ仕上がった茶葉をブレンドし、袋詰めを行います。
その後、火入れ乾燥後(焙煎)、風量を利用して重さにより選別し埃を除きます。
それぞれ仕上がった茶葉をブレンドし、袋詰めを行います。